縁 訪問相談

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2025.8.1

相続人になれない人

こんにちは。
相続相談サポートセンター縁の山田です。

莫大な遺産を巡る、相続人の骨肉の争い……といえば、ミステリ小説の定番ですね。
一番有名なのは、横溝正史の犬神家の一族でしょうか?

ところで、相続問題を扱ったミステリ小説では遺族同士が争って事件が起きたりしますが、実際に相続を有利にするために悪事を働いてしまうと、法定相続人であっても相続人の資格を失います。これを相続人欠落者と呼びます。

例えば、遺産目当てで故人を手にかけたり、詐欺や脅迫で遺言書の内容を変更させたり、遺言書を破棄、偽造、隠蔽した場合は、欠落理由となります。いずれもフィクションの世界ではよく見る事例ですね。

遺言書があっても事件が起きるのが小説の世界ですが、相続人が揉めないように、遺言書を作成しておくのは現実ではとても有効な手段です。銀行の手続きや登記手続きも、遺言書がある場合とない場合では提出する書類に違いがあります。

弊事務所では遺言書の作成援助も行っております。どうぞお気軽にご相談ください。